火葬式(直葬)は、通夜や告別式などの儀式を省略し、火葬のみを行う葬儀の形式です。
火葬式は費用を抑えられ、遺族の負担も少ないため、近年選ばれることが増えています。
この形式では、告別式を行わず、火葬場でお別れをして火葬を行います。
その後、お骨上げが行われます。
Flow
火葬式の流れ
Flow
火葬式の流れ
火葬式は、通夜や葬儀・告別式を行わず、遺体を安置所から直接火葬場へ運んで火葬する葬儀の形式です。
これは直葬とも呼ばれます。
故人との別れは、通常は火葬炉の前でシンプルな形式で行われます。
火葬式は以前から存在し、経済的に余裕がない場合に提案されていました。
しかし、最近では従来の葬儀にこだわらず、シンプルにしたいと考える人が増え、時間の短縮や費用の節約が理由で、火葬式を選ぶケースが増えています。
臨終
医師により亡くなったことが確認されたら
病院から死亡診断書が発行されます。
搬送
葬儀会社が手配した寝台車により
自宅または安置場所までご遺体が搬送されます。
安置
火葬当日までご遺体を安置します。
「墓地、埋火葬に関する法律」の第3条により
亡くなってから24時間は火葬できません。
納棺
故人の身なりを整え棺に納めます。
故人が好きだった物や思い出の物などを
一緒に納めることも可能です。
お別れの儀式
火葬場で故人との最後のお別れをします。
お寺様に火葬前の読経をしていただき焼香をします。
火葬場により焼香ができない場合があります。
火葬
火葬炉に棺を納めます。
火葬にかかる時間は、約1時間~1時間半です。
火葬中、遺族は控室で待機します。
お骨上げ
遺骨を骨壺に納めます。
お墓に遺骨を埋葬するために必要な
「埋葬許可証」を受け取り終了です。
納骨
納骨の時期に決まりはありません。
昔は土葬でしたので
骨上げの後に納骨をすることも可能です。
主な費用項目
火葬式の費用は、地域や提供する葬儀社、具体的なサービス内容によって大きく異なります。
以下に一般的な火葬式の費用項目とその概要を説明します。
【火葬料金】
火葬場での火葬にかかる費用です。
一宮斎場・尾西斎場
一宮市民… 2,000円
市民以外…50,000円
【搬送費用】
病院や自宅から火葬場までの遺体の搬送にかかる費用です。
距離や時間帯によって料金が変動します。
費用の目安:20,000円〜50,000円程度
【安置料】
火葬までの間に遺体を安置するための費用です。
自宅で安置する場合は費用がかかりませんが、葬儀社の施設に安置する場合は費用が発生します。
費用の目安:10,000円〜50,000円程度
【遺体処置費用】
遺体の清拭や防腐処置などにかかる費用です。
火葬式では簡易的な処置が行われることが多いです。
費用の目安:10,000円〜15,000円程度
【棺】
遺体を収める棺の費用です。
簡素なものから豪華なものまで種類がありますが、火葬式では比較的簡素な棺が使われることが多いです。
費用の目安:30,000円〜100,000円程度
【骨入れ】
火葬後の遺骨を収める骨壺と、その骨壺を収める容器の費用です。
費用の目安:5,000円〜30,000円程度
【葬儀社の基本サービス料】
手続きの代行や各種手配にかかる基本的なサービス料です。
火葬式(直葬)プランとしてパッケージになっていることが多いです。
費用の目安:80,000円〜200,000円程度
【総費用の目安】
火葬式の総費用は、一般的に10万円〜30万円程度が目安となります。
ただし、地域や葬儀社、オプションサービスの有無によってはこれ以上の費用がかかる場合もあります。
-
火葬式の費用は、葬儀社や施設によって異なります。
そのため、複数の葬儀社や施設の費用を比較することが重要です。
また、強引なオプションの押し売りに注意しましょう。
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費用の相場は、一般的な火葬式ではおおよそ10万円から30万円程度とされています。
しかし、葬儀の内容や規模によって変動します。
お布施や火葬料金は別途必要になります。
-
火葬式の費用には、以下のような要素が含まれます。
葬儀の手配や手続、お棺、納棺、骨入れ、霊柩車。
必要な最低限をまずは理解しておきましょう。
火葬式の費用は、さまざまな要素によって異なります。
具体的な費用の相場や、その要素について詳しく解説します。
費用の相場を把握することで、予算を立てる上での参考になります。
火葬式費用の見積りの注意点
火葬式の見積もりを依頼する際には、注意が必要です。
見積もりの内容や項目、隠れた費用などについて理解しておくことで、トラブルを防ぐことができます。
まず、見積もりの内容をしっかりと確認しましょう。
葬儀社によって、提供されるサービスやアイテムが異なることがあります。
火葬式には、お棺や霊柩車、納棺費用などが含まれることが一般的ですが、これらの費用が見積もりに含まれているかどうか?
…を確認しましょう。
また、見積もりには、明確な項目が含まれているかも確認する必要があります。
葬儀社によっては、見積もりに項目が明記されていない場合があります。
そのため、具体的にどのようなサービスやアイテムが提供されるのかを確認しておくことが重要です。
さらに、隠れた費用にも注意が必要です。
葬儀社によっては、見積もりに含まれていない追加費用が発生する場合があります。
例えば、安置場所の利用料や納棺費用、手配料などが発生することがあります。
これらの費用が見積もりに含まれているかどうか、または別途かかる費用があるかどうかを確認しましょう。
火葬式の見積もりを依頼する際には、以上のポイントに注意しながら、複数の葬儀社の見積もりを比較検討することがおすすめです。
費用だけでなく、サービスの内容や信頼性も考慮して選ぶことが大切です。
そして、低予算の葬儀でも誠実に対応してくれそうか?
葬儀会社の人柄が何より重要です。
火葬式の費用を抑えるためには、いくつかの方法があります。
まず第一に、シンプルな葬儀スタイルだということです。
安置場所から火葬場へ移動して、お寺様に読経をしていただくこともできます。
そして火葬~お骨上げです。豪華な装飾や余計な演出は必要ありません。
必要最低限のサービスを受けることで費用を節約することができます。
また、不要なオプションを削減することも有効です。
一部の葬儀会社では、高額なオプションを勧められることがありますが、必要のないものは断る勇気を持ちましょう。
必要なものだけで済ませることで、費用を抑えることができます。
さらに、複数の葬儀会社を比較検討することも重要です。
各社の料金やサービス内容を調べ、最も適切な選択肢を見つけることができれば、費用を抑えることができます。
「湯かん」などの遺体ケア、豪華な霊柩車や棺に高額費用が必要か?
…を、ご家族で相談しましょう。
火葬式の費用を節約する方法はさまざまありますが、大切なのは故人の意思やご遺族の希望に添えるかどうかです。
費用を抑えることも重要ですが、故人に対する最後のお別れを心から大切にすることが何よりも大切です。
予算の範囲内で最善の方法を見つけるためにも、葬儀会社との十分な相談や打ち合わせが必要です。
火葬式の費用を節約しながらも、故人への感謝の気持ちを込めた心温まる葬儀を実現するためにも、適切な方法を選ぶようにしましょう。
デメリットの解決法
火葬式(直葬)にはいくつかのデメリットがあります。
以下に主なデメリットを挙げます。
デメリットの解決法
火葬式(直葬)にはいくつかのデメリットがあります。
以下に主なデメリットを挙げます。
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儀式の省略による心理的影響
通夜や告別式を行わないため、遺族や友人が故人とお別れをする機会が少ないことが心理的負担になる場合があります。
特に、正式な儀式を通じて感情を整理することができないと感じる人もいます。
【解決策】
▪お別れの会を開催
後日、告別式の代わりに、遺族や友人が集まるお別れの会を開催し、故人との最後のお別れをする場を設けます。
これにより、感情の整理をしやすくなります。
▪骨葬
火葬後に、遺骨を前にしてご自宅やお寺などで、葬儀や法要を行うことで、故人を偲ぶ時間を作ることができます。
-
宗教的・文化的要素の欠如
伝統的な儀式や宗教的な慣習を重んじる家庭では、火葬式(直葬)が不適切と感じられることがあります。
特に、特定の宗教では儀式が重要な意味を持つため、これを省略することに抵抗がある場合があります。
【解決策】
▪簡易な宗教儀式の導入
火葬式(直葬)でも宗教的な儀式を簡易に取り入れることで、宗教的・文化的要素を尊重します。
例えば、火葬場での僧侶にお経を唱えてもらうことができます。
-
社会的なサポートの不足
通夜や告別式では、多くの人が集まり、遺族に対してサポートを提供する場となります。
直葬ではこのような場がないため、遺族が社会的なサポートを受けにくいことがあります。
【解決策】
▪追悼サイトの設立
故人を偲ぶためのオンライン追悼サイトを作成し、メッセージや思い出を共有する場を提供します。
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遺族の後悔や罪悪感
遺族の後で振り返ってみると、十分な弔いができなかったと感じる遺族が後悔や罪悪感を抱くことがあります。
特に、親族や友人からの理解が得られない場合、その感情が強くなることがあります。
【解決策】
▪事前の十分な話し合い
遺族全員で事前にしっかり話し合い、火葬式(直葬)を選択する理由や故人の意向を共有することで、後悔や罪悪感を減らします。
追悼行事 火葬後に法要を計画し、後からでも故人を偲ぶ機会を設けます。
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家族や親族間の不一致
家族や親族の間で、火葬式(直葬)に対する意見が分かれることがあります。
全員の同意が得られないまま進めると、後々トラブルや不満が生じることがあります。
【解決策】
▪全員の同意を得る
火葬式(直葬)を決定する前に、すべての家族や親族の意見を尊重し、全員が納得する形で進めるよう努めます。
家族間で意見が分かれる場合、葬儀の専門家に仲介してもらい、調整を図ります。
-
手続き上の問題
火葬の手続きや火葬場の手配を迅速に進める必要があるため、短期間での対応が求められ、遺族にとっては負担となることがあります。
【解決策】
▪事前の準備
火葬の手続きや法的な要件を事前に確認し、必要な書類や手続きを早めに準備しておきます。
▪専門家のサポート
葬儀社の専門家に手続きの代行を依頼することで、手続き上の負担を軽減します。
-
経済的な理由で選択される場合の問題
経済的な理由から火葬式(直葬)を選択する場合、遺族が他に選択肢がなかったと感じることがあります。
これが後の不満やストレスの原因となることがあります。
【解決策】
▪事前の葬儀費用の見積もり
複数の葬儀社から見積もりを取り、費用対効果の高いプランを選びます。
▪公的支援の活用
国民健康保険の加入者が亡くなった際、葬儀を執行した方に葬祭費として5万円が支給されます。
死亡届の手続きが市民課などで完了した後、一宮市役所の保険年金課、尾西庁舎の窓口課、木曽川庁舎の総務窓口課、または出張所で申請を行ってください。
火葬式に関するよくある質問
Q: 火葬式とはどのような形の葬儀ですか?
A: 一般的にお通夜と告別式を行わない葬儀の形です。火葬の前にお寺様に読経をしていただきます。
Q: 火葬場でお別れはできますか?
A: 一宮斎場では線香でのお別れの時間として5分ほどが当てられます。
Q: 通夜式はありますか?
A: 基本的にはお通夜はありません。ただし、ご自宅に安置されている場合は火葬の前夜にお通夜を執り行っていただいても構いません。
Q: 埋葬先を探しています。
A: お寺の本堂に個別に納骨(合祀ではありません)する「永代供養納骨(5万円)」をご利用ください。
Q: 火葬式後に、葬儀をすることはできますか?
A: 骨葬(ご遺骨での葬儀)を執り行うことができます。
Q:自宅に安置できますか?
A:病院など、故人が亡くなった場所から自宅にお帰りいただくことができます。自宅では、敷布団のみご用意いただきます。
Q:自宅に安置ができないのですが?
A:安置施設またはそよ風ホールにてご安置が可能です。
Q:火葬後の流れを教えてください。
A:火葬~収骨の後は解散もしくは納骨となります。相続手続きや不動産売却など、お気軽にご相談ください。
Q:火葬の予約は自分たちがするのですか?
A:火葬場の予約、死亡届の役所手続きは全てエンディングスマートがご対応いたしますのでご安心ください。
Q:お寺様などの宗教者の手配はどうなりますか?
A:お付き合いのある宗教者様、または菩提寺をお持ちの方はお客様にてご連絡をいただきます。お寺様とお付き合いのない場合は、エンディングスマートがご紹介をいたします。
エンディングスマートの
火葬式(直葬)
70,000円(税込)
エンディングスマートの
火葬式(直葬)
70,000円(税込)
プランの内容
プランの内容
【ご依頼の流れ】
1. ご依頼・ご相談 まずは、お電話にてご連絡ください。
2.死亡届・火葬場手配代行 死亡届の提出、火葬許可の申請手続きを代行いたします。
3.ご納棺・ご安置 病院・施設、ご自宅でご納棺をします。
4.火葬場へご出棺 死亡診断から24時間経過後に火葬場へ向かいます。
5.炉前(火葬場)読経…オプション(税込33,000円)
ご希望により、火葬の前にお寺様に読経をいただきます。
6.火葬・お骨上げ 火葬・お骨上げを行います。
書類は大切に保管してください。
7.永代供養納骨…オプション(税込50,000円)
ご希望により、永代供養納骨を行います。
【プランの付帯サービス】
布団(担架式)
骨入れ(2寸)
死亡届・火葬場手配
棺(桐張/1800mm)
ご納棺 / 運営スタッフ
霊柩車 - エスティマ(火葬場へご出棺/20㎞以内)
火葬場案内
※ 弊社施設でご遺体をお預かりする場合は、30,000円(税込)の追加料金がかかります。
Benefits
事前相談をしていただくと…
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※ 会員登録・資料請求・入会金・積立など
面倒な手続きは一切不要です。
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「あなたのお名前」と「希望の葬儀」を記載してご送信ください。
一宮斎場
住所:愛知県一宮市奥町字六丁山24番地
電話:0586-45-4204
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【アクセス】
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住所:愛知県一宮市奥町字三出36-2
電話:0586-52-2240
アクセス:名鉄尾西線「玉ノ井」「奥町」から車で約5分
東海北陸自動車道「一宮木曽川IC」から車で約10分
駐車場:6台
収容人数:15名程度
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