逝去後は、安置場所に移動する寝台車の手配にはじまり、親族や参列者への連絡を行うことになります。

そして、お通夜、葬儀・告別式の日程、さらに葬儀を終えてからの手続など行うことがたくさんあります。

• # 01

  日程

  故人が亡くなった翌日にお通夜を行い、その翌々日に葬儀・告別式を行うという考え方が一般的です。

  通常、葬儀は2日間にわたります。

  １日目はお通夜、２日目は葬儀・告別式です。

  葬儀の日程を決めるには、家族や親族の都合、火葬場の予約状況、お寺様の都合など、様々な要因を考慮しながら調整する必要があります。

  特に、菩提寺がある場合は、その都合を最優先で確認することが重要です。

  菩提寺が葬儀で読経を行わなかった場合、トラブル発生の可能性があります。

  菩提寺が遠方でも、まずは連絡しましょう。

  
  

• # 02

  場所

  斎場は、葬儀場やセレモニーホールとも呼ばれ、お通夜や告別式が行われる場所です。

  一方、火葬場は故人を火葬し、お骨を骨壷に納める施設です。

  斎場・葬儀場を選ぶ際は、「自宅から近い」「火葬場が隣接している」「駅に近い」「幹線道路沿いで駐車場がある」など、希望する条件に基づいて絞り込むことができます。

  しかし、少し遠くなっても費用が安いところを選ぶのがよいかもしれません。

  なお、自宅で葬儀を行う場合は、葬儀場は必要ありません。

  
  

• # 03

  葬儀の形式

  【直葬】とは、通夜式や告別式などの儀式を省き、ごく親しい方数名で火葬のみを行う葬儀です。

  
  

  【火葬式】とは、安置場所から火葬場へ出棺をして、短時間の儀式の後に火葬～収骨をおこなう葬儀です。

  
  

  【一日葬】とは、お通夜を行わず、告別式と火葬のみの葬儀のことです。

  お通夜を省くことで、費用をおさえられたり、参列者の負担を軽減できたりします。

  
  

  【家族葬】とは、葬儀にお呼びする方を身内や親族、故人と親しかった友人などに限定し、少人数でゆっくりとお別れをする葬儀です。

  
  

  【一般葬】とは、家族葬よりもお呼びする方の範囲が広く、ご近所の方をはじめ、故人の仕事関係や趣味のサークルなど、参列者の制限をもうけない葬儀です。

• # 04

  死亡後すみやかにすべきこと

  ▪健康保険証の返還

  ▪厚生年金の手続き

  ▪国民年金加入状況変更の手続き

  ▪健康保険の変更・加入

  
  

  ▪電気、ガス、水道の契約者名義変更

  ▪新聞、インターネットの名義変更または解約

  ▪携帯電話の解約

  ▪運転免許証の返納

  ▪パスポートの返納

  
  

  …など

  
  

• # 05

  死亡後１０日以内にすべきこと

  ▪年金受給権者死亡届

  　（厚生年金受給者）

  　※国民年金受給者は１４日以内

  ▪加給年金額対象者不該届

• # 06

  死亡後１４日以内にすべきこと

  ▪世帯主変更届

  ▪介護保険資格喪失届

  ▪老人医療受給者の手続き

  ▪特定疾患医療受給者の手続き

  ▪身体障害受給者の手続き

  ▪児童手当の手続き

  
  

  …など